2025年4月3日

浄水器の水とミネラルウォーターの違いとは?コスト・安全性・味などから徹底比較!

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浄水器の水とミネラルウォーターの違いとは?コスト・安全性・味などから徹底比較!

私たちの生活に欠かせない「水」。飲み水としては、水道水をろ過して使う浄水器の水と、市販のミネラルウォーターのどちらを選ぶべきか悩むことも多いでしょう。

それぞれの水には、元となる水の種類や処理方法、保存性、コスト、水質、おいしさ、安全性といった点で違いがあります。

この記事では、浄水器の水とミネラルウォーターを比較し、それぞれどんな人におすすめかも解説します。

さらに、浄水効果の高いRO(逆浸透膜)を使用した浄水器やROボトルウォーター(ミネラルウォーター)についても紹介するので、水選びの参考にしてください。

水の種類について

浄水器の水とミネラルウォーターの違いについて説明する前に、まずは水の種類にはどのようなものがあるのかを確認しましょう。

水は大きく以下の4種類に分類され、それぞれに特徴があります。

  • 天然水(ナチュラルミネラルウォーター)
  • ナチュラルウォーター
  • ミネラルウォーター
  • ボトルドウォーター

①天然水(ナチュラルミネラルウォーター)

特定の水源から採水された地下水で、地中でミネラル分が自然に溶け込んでいます。処理方法は「沈殿・ろ過・加熱殺菌」のみに限られ、人工的なミネラル調整やブレンドは行われません。

②ナチュラルウォーター

特定の水源から採水された地下水で、ナチュラルミネラルウォーターよりもミネラル分が少ない水です。処理方法は天然水と同じく「沈殿・ろ過・加熱殺菌」に限定され、人工的な加工は行われません。

③ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、必要に応じてミネラル調整やブレンドが可能な水です。さらに、オゾン殺菌・紫外線殺菌などの処理が施されることもあります。

④ボトルドウォーター

水道法で「飲用適」と認められた水をボトル詰めしたものです。地下水に限定されず、水道水や蒸留水、純水なども含まれます。処理方法の制限はなく、水道水と同等の品質が確保されているのが特徴です。

さらにボトルドウォーターは、以下の4種類に分類されます。

  • RO水(逆浸透膜ろ過水)
    逆浸透膜(RO膜)を通して不純物を取り除いた純水に近い水。硬度が低く、クセのない味が特徴。
  • アルカリイオン水
    電気分解によってpHをアルカリ性に調整した水。胃腸の調子を整える効果が期待される。
  • 水道水
    水道法に基づいて浄水場で処理された水。塩素殺菌されており、安全性が高い。
  • 海洋深層水
    水深200m以上の海水をくみ上げて塩分を除去した水。ミネラルが豊富で、特有のまろやかな味わいがある。

ちなみに、本記事のテーマの一つである「浄水器」は基本的に水道水をろ過するためのもの。上記①〜④に分類分けすると、飲用適に当たるので、ボトルドウォーターのカテゴリに該当します。

ここからは、本記事のテーマである「浄水器の水」と「ミネラルウォーター」に焦点を当てて解説していきます。

浄水器の水とミネラルウォーターの違いを比較

浄水器の水とミネラルウォーターの違いを比較
項目 浄水器の水 ミネラルウォーター
元となる水 水道水をろ過 地下水、湧水、鉱泉水など
処理方法 ろ材で不純物を除去 濾過・加熱殺菌(場合によってはミネラル添加)
保存性 長期保存不可 未開封なら数カ月~数年
コスト フィルター交換が必要だが安価 継続購入が必要で割高
水質 塩素・重金属を除去しクリーン ミネラルが豊富で天然成分を含む
おいしさ カルキ臭がなくまろやかだが、ミネラルが少ないと味が薄い 硬度によって味が異なり、軟水は飲みやすく、硬水は独特の風味がある
安全性 基本的に安全ではあるが、浄水器のメンテナンスが重要 厳格な基準で管理されており、基本的に安全

浄水器は、蛇口や配管に設置して水道水をろ過する装置です。内部には活性炭や中空糸膜、逆浸透膜(RO膜)などのフィルターが搭載されており、不純物や塩素、微細な汚れを除去することで、飲みやすく安全な水ができます。

一方、ミネラルウォーターは、自然の水源から採取された水をボトリングしたもので、天然のミネラル成分を含んでいます。水源によって硬度や味わいが異なり、「ナチュラルミネラルウォーター」や「ナチュラルウォーター」などの種類があります。

それでは各項目ごとに、浄水器の水とミネラルウォーターの違いを見ていきましょう。

違い1. 元となる水

浄水器の水ミネラルウォーター
水道水地下水、湧水、鉱泉水など

⚫︎浄水器の水

浄水器を通した水の原水は、主に水道水です。

水道水は、河川、湖沼、地下水など多様な水源から取水され、浄水場で厳格な処理を経て各家庭に供給されています。

浄水器では、水道水の処理過程で含まれる塩素の除去や、残留している不純物などを取り除くことで、さらに安心で安全な水へと浄水します。

⚫︎ミネラルウォーター

ミネラルウォーターの原水は、特定の水源から採水された地下水や湧水です。

これらの水は、地層を長い時間かけて浸透し、自然にミネラル分を豊富に含むようになります。

採水地の地質や環境によって、含まれるミネラルの種類や量が異なり、それが各ミネラルウォーターの個性的な味わいや特性を生み出しています。

違い2. 処理方法

浄水器の水ミネラルウォーター
活性炭・RO膜などで不純物を除去濾過・加熱殺菌(場合によってはミネラル添加)

⚫︎浄水器の水

浄水器の処理方法は、ろ材(いわゆるカートリッジやフィルター)によって、水道水に含まれる物質を取り除く仕組みです。

ろ材には、活性炭/ろ過膜/セラミック/イオン交換樹脂/逆浸透膜(RO膜)などが使用されており、基本的には複数を組み合わせて、よりきれいな水へと処理します。

⚫︎ミネラルウォーター

ミネラルウォーターの処理方法は、まず天然の地下水や湧水から採取した水の物理的なろ過を行い、砂や微粒子を取り除きます。その後、殺菌処理として加熱殺菌やオゾン・紫外線処理が実施されます。

また、採水時の成分をそのまま維持したものもあれば、ミネラルバランスの調整がされるものもあるのが特徴です。

違い3. 保存性

浄水器の水ミネラルウォーター
長期保存不可(すぐに飲む必要あり)未開封なら数カ月~数年

⚫︎浄水器の水

浄水器の水は水道水に含まれる殺菌作用のある塩素も除去します。

そのため保存期間は比較的短くなり、冷蔵庫で保管しても24時間以内に飲むのが理想です。

常温で保管すると数時間で品質が低下する可能性もあるでしょう。特に、夏場や高温多湿の環境では雑菌の繁殖が早まるため、注意してください。

⚫︎ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはボトルに密封されており、適切な処理が実施されているため、多少の保存が可能です。

市販されているミネラルウォーターの賞味期限は、未開封であれば半年から2年程度とされています。ただし、開封後は空気中の雑菌が入るため早めに飲み切りましょう。

開封後の保存期間は、冷蔵庫に入れた場合でも数日以内を目安とし、特にペットボトルに直接口をつけた場合は雑菌が入りやすいため、早めに消費することが必要です。

違い4. コスト

浄水器の水ミネラルウォーター
フィルター交換が必要だが安価継続購入が必要で割高

⚫︎浄水器の水

浄水器を導入する場合、初期費用とランニングコストの両方が発生します。

初期費用は浄水器の種類によって大きく異なり、蛇口に直接取り付けるタイプは数百円〜数千円程度ですが、据え置き型やアンダーシンク型などの高性能モデルになると数万円〜30万円程度になることもあります。場合によっては、設置の際に工事費用が別途必要となる場合もあるでしょう。

ランニングコストとしては、フィルター(カートリッジ)の定期的な交換が必要です。交換頻度や価格は製品によって異なりますが、一般的には2か月〜12か月ごとに交換する必要があり、カートリッジの価格は1,000円〜10,000円程度です。

例えば、カートリッジ1個3,000円で800リットルの浄水が可能な場合、1日2リットル使用すると年間の費用は約3,175円となります。

⚫︎ミネラルウォーター

一方、ミネラルウォーターを購入する場合、ペットボトルを購入する方法とウォーターサーバーを利用する方法があります。

ペットボトルで購入する場合、2リットルのペットボトル6本入り1ケースが400円〜600円程度で販売されており、1日2リットルの水を消費すると年間で約365本が必要になります。つまり、年間のコストは約24,000円〜36,000円程度ということ。

ウォーターサーバーを利用する場合は、水の購入費に加えてサーバーのレンタル料や電気代などの費用が発生します。

例えば、12リットルのボトル1本が約2,200円、電気代が月額約500円、初期費用が3,000円〜15,000円程度かかるケースが一般的です。

1日2リットル使用する場合、年間の水代は約130,000円、電気代は6,000円程度となり、初期費用を含めると年間コストは約142,826円〜160,826円になります。

違い5. 水質

浄水器の水ミネラルウォーター
塩素・重金属を除去しクリーンミネラルが豊富で天然成分を含む

⚫︎浄水器の水

浄水器の水は、水道水をろ過することで不純物を取り除いたものです。

家庭用の浄水器にはさまざまな種類があり、一般的には活性炭フィルターや中空糸膜フィルターを使用して、塩素やカビ臭、微粒子、鉛などの有害物質を除去します。一部の高性能な浄水器では、ウイルスや細菌、さらに溶解性の金属成分まで除去できるものもあります。

ただし、基本的に水道水がもとになっているため、ろ過された後もミネラルバランスは水道水の状態に依存し、別途ミネラルが添加されることはありません。また、水道水なので、地域によって味や硬度に差が生じやすいのも特徴の一つです。

⚫︎ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、地下水や湧き水などの天然水を採取するため、水源ごとに含まれるミネラル成分が異なります。そのため、硬水や軟水といった特徴が生まれ、味や飲み心地にも大きな違いがあります。

また、「ナチュラルミネラルウォーター」や「ナチュラルウォーター」と表示されるものは、自然のままの成分が保持されており、人工的なミネラルの添加や化学処理は行われていません。

一方で、「ミネラルウォーター」という表示の場合は、地下水を原料としていても、人工的にミネラルを調整していることがほとんどです。

違い6. おいしさ

浄水器の水ミネラルウォーター
カルキ臭がなくまろやかだが、ミネラルが少ないと味が薄い硬度によって味が異なり、軟水は飲みやすく、硬水は独特の風味がある

⚫︎浄水器の水

浄水器の水源である水道水は、塩素消毒が義務付けられているため、特有のカルキ臭が感じられることがあります。そこで、浄水器を通すことで、この塩素や異臭の原因となる有機物が除去され、味がまろやかになるのです。

また、浄水器の種類によっては、ミネラル分も除去するものもあり、その場合はかなり味がすっきりするでしょう。

そのため、特に炊飯やお茶、コーヒーに使用すると、それぞれの風味が引き立つと感じる人が多く、料理に適しているとも言われます。

⚫︎ミネラルウォーター

一方、ミネラルウォーターは、採水地によって味が異なります。これは、水が自然の地層を通る過程で吸収するミネラル成分の違いによるものです。

カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムといった成分がそれぞれ異なるバランスで含まれているため、硬水と軟水といった分類が生まれます。

日本のミネラルウォーターの多くは軟水であり、口当たりが滑らかで、クセが少なく飲みやすいのが特徴です。海外のミネラルウォーターには硬水のものも多く、ミネラルが豊富に含まれていることで、独特のコクや重みを感じることがあります。

違い7. 安全性

浄水器の水ミネラルウォーター
基本的に安全、浄水器のメンテナンスが重要厳格な基準で管理されており、基本的に安全

⚫︎浄水器の水

厳しい基準で管理されている水道水をさらにきれいにろ過したのが浄水器の水です。もちろん浄水器の種類によって、どの程度の浄水ができるかは変わりますが、そのまま水道水を飲むよりかは安全性が高いと言えるでしょう。

ただし、浄水器のカートリッジを長期間交換しないと、ろ過機能が低下し、不純物を十分に除去できなくなる可能性があります。さらに、フィルター内部に雑菌が繁殖するリスクもあるため、メーカーが推奨する期間内での交換が必要です。

また、浄水器を通した水は塩素がほぼ除去されるため、殺菌効果が低くなり、長時間放置すると細菌が繁殖しやすくなる点にも注意が必要です。

⚫︎ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、主に地下水や湧き水を原料としており、採水地ごとに異なるミネラル成分を含んでいます。

日本で販売されるミネラルウォーターは、食品衛生法や各メーカーの品質管理基準のもとで安全性が確保されているため、未開封の場合であれば基本的に安全です。

ただし、一度開封すると保存環境によっては雑菌が繁殖する可能性があるので注意しましょう。

浄水器の水とミネラルウォーターどちらを選べばいい?

浄水器の水とミネラルウォーターのどちらにするか悩む方に向けて、それぞれのメリットとデメリットを下記にまとめました。選ぶ際の参考にしてください。

浄水器の水

メリット

  • コストパフォーマンスが高い
  • 浄水器によっては純水に近づける
  • 料理や飲み物の味を邪魔しない
  • ペットボトルがでないため環境にやさしい

デメリット

  • フィルターの交換が必要
  • 水道水の質に左右される
  • 保存性が低い

ミネラルウォーター

メリット

  • 天然のミネラルを含んでいる
  • 長期保存が可能
  • 硬水や軟水など選択肢が豊富

デメリット

  • コストが高い
  • 開封後の管理が必要
  • ペットボトルのゴミが増える

どちらを選ぶかは、ライフスタイルや用途によって変わります。

コストを抑えつつ日常的に使いたいなら浄水器の水が適しているでしょう。一方、長期保存が可能でミネラル成分を摂取したい場合は、ミネラルウォーターが向いていると言えます。

もしくは、自宅では浄水器を利用し、外出時用や非常用にはミネラルウォーターをストックしておくと、経済的かつ効率的に安全な水を確保できるでしょう。

どちらも一長一短があるため、自分の生活スタイルに合った選択をしてください。

浄水器かミネラルウォーターで悩んだらゼオライトのWAKAMiZUシリーズがおすすめ

​ゼオライト株式会社は、逆浸透膜(RO膜)技術を活用した浄水器とROボトルドウォーター(ミネラルウォーター)を提供しています。​

手軽さやコストを重視するなら「浄水器の水」がおすすめで、ミネラル補給や保存性を求めるなら「ROボトルドウォーター」がおすすめです。

水道直結型RO浄水器「WAKAMiZU PRO」

水道直結型RO浄水器「WAKAMiZU PRO」

ゼオライトの家庭用RO浄水器「WAKAMiZU PRO」は、浄水性能の高い逆浸透膜(RO膜)を採用し、水道水から不純物を徹底的に除去した高品質な飲料水を提供します。

浄水器には5つの種類があり、それぞれのライフスタイルや使用環境に合わせて選ぶことができます。

  • Sunny&star
  • Sunny&mini
  • Pure&fresh※
  • Dew
  • あじさいの泉(アンダーシンク)

※Pure&freshのみRO膜ではなく限外ろ過(UF)方式を使用

いずれのタイプもレンタル制で、費用は浄水器のレンタル料のみです。レンタル料には、定期メンテナンスやフィルター交換が含まれているため、追加費用を気にすることなく、常に清潔で安全な水を利用できます。

また、浄水器本体は6年ごとに新品と交換し、長期間にわたって安定した性能を維持できるのも魅力の一つ。さらに、フィルター交換や浄水器のメンテナンスは専門スタッフが1年に1度訪問して実施するため、お客様が手間をかける必要はありません。

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宅配RO水「WAKAMiZU BASIC」

宅配RO水「WAKAMiZU BASIC」

宅配RO水「WAKAMiZU BASIC」は、福岡市内とその近郊を対象に、安全でおいしいROボトルドウォーターを自宅やオフィスに届けるサービスです。

水道水を​RO膜で徹底的に浄化した後、天然のミネラルをバランスよくブレンドし、飲みやすい軟水に仕上げています。主な栄養分は以下の通りです。(数値は1Lあたりの標準値で、処理方法は非加熱です。)

  • カルシウム:5.2mg
  • マグネシウム:0.3mg
  • ナトリウム:0.2g
  • カリウム:0.2g
  • 硬度:13.0mg/L(軟水)
  • pH値:7.8(弱アルカリ性)

また、ボトルの他にウォーターサーバーのレンタルも提供しており、冷水(5℃)と温水(80〜85℃)の両方が利用可能です。そのため、飲料だけでなく料理や赤ちゃんのミルク作りなど、さまざまな用途に対応しています。​

さらに、環境への配慮として、ボトルはリターナブルボトル方式を採用し、使用済みボトルの回収・再利用を行っています。​

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RO膜なら近年問題視されているPFASも除去可能!

ゼオライトの浄水器とROボトルドウォーターには、RO膜での処理が施されています。

RO膜の網目は1千万分の1ミリという超微細な構造を持ち、細菌やウイルス類は100%、塩分や農薬、ヒ素、ダイオキシンなどの有害物質も90%以上が除去可能です。

さらに、放射性物質の除去や近年問題視されている有機フッ素化合物(PFAS)も排除できるため、非常に高純度で安全な水を提供いたします。

​家庭やオフィスでの水の利用をより快適で安心なものにするための選択肢として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

飲み水に関するご相談はゼオライト株式会社へ

ゼオライト株式会社は、水処理プラント及びメンテナンス事業を軸に、50年以上にわたってお客様の期待を超える「良質な水」と「メンテナンスサービス」を提供し続けてまいりました。

高い技術提案力とお客様第一主義の精神で、井戸や井戸水(井水)にまつわるお困りごとを解決いたします。

【ゼオライトの実績】

  • 逆浸透膜プラント500件以上(専用水道での国内導入数No.1)
  • 水処理プラント納入実績1,400件以上

小型の業務用装置から大規模プラント、災害対策用ユニット型浄水設備まで、幅広い対応が可能です。お気軽にご相談ください。

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