PFAS(ピーファス)は、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ペルフルオロオクタン酸)など、人工的に合成された4700種類以上の有機フッ素化合物群の総称です。
PFASは 耐水性、耐脂性、防汚性などに優れた特性を持つため、コーティング剤、界面活性剤、表面処理剤など様々な用途に使用されてきましたが、難分解性及び生物蓄積があり、発がん性も指摘されるなど問題視され、欧米を中心に規制強化の動きが進みました。
自然分解されにくく「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」とも呼ばれるPFASは、水道水源の井戸水などからも検出されています。
日本では法律的な規制がなく、国が水道水と環境中について暫定の目標値の濃度を定めていただけでしたが、2023年から環境省と厚生労働省の専門家会議において、PFASの規制や対策について審議が進んでいます。
有効な処理としては、粒状活性炭、イオン交換、逆浸透膜(RO膜処理)などがあります。このうち粒状活性炭がもっとも一般的で、多くの浄水施設でも汚染物質を除去するために使用されています。
水からPFASを除去するためには、PFASの種類や濃度、処理量等を踏まえ、どの処理が最も効果的または適切であるかの判断が必要となります。
従来の浄水プロセスでは除去できないPFASが、逆浸透膜(RO膜)であればPFOSで99%以上、PFOAは92~97%除去できるという研究成果があります。
ゼオライトで多くの実績がある逆浸透膜(RO膜)は、細菌ウイルス類は100%、塩分や農薬ヒ素、ダイオキシンなどの有害物質も95%以上除去し、PFASも(PFOSで99%以上、PFOAは92~97%)除去できることが確認されており、高純度で安全な水を作ることが可能です。
ゼオライトの家庭用RO浄水器「WAKAMiZU PRO」は、PFAS(有機フッ素化合物)を除去し安全な水をつくります。 ROボトルドウォーター「WAKAMiZU BASIC」(宅配RO水)も同様に安全な飲料水を宅配で提供します。