コンテナ内に高度浄水設備をユニット化することで、多様な水源を安全な飲料水に処理することが可能です。
断水時の給水ステーションや給水車の代替・補完に利用でき、被災地へ速やかに輸送、することが出来ます。
海水・河川水・池水・プール水等を安全な飲料水に処理することが可能です。海水などの原水に圧力を加え、限外ろ過膜(UF膜)や逆浸透膜(RO膜)を通過させることにより、水分子と水分子以外の物質を分離させて浄水し、水道水質基準を満足する水準の水を生産します。 河川水等を水源とする場合は限外ろ過膜(UF膜)、海水を水源とする場合はより微細な孔をもつ逆浸透膜(RO膜)での処理を採用しています。
今後発生が予測される大規模地震等では、複数の地域にまたがる広い範囲において多数の水道事業体が被災することにより、給水車の大量不足が懸念されています。可搬式浄水設備は、給水車を代替・補完する設備として機能し、応急給水体制の強化に寄与します。
コンテナ内にユニット化することで、トラック積載によるスムーズな運搬・据付を実現。被災地へ速やかに輸送し、据付後、水源へ簡易接続するだけで浄水を開始することができるため迅速な給水活動を可能とします。
物件A | 物件B | ||||
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項目 | 飲料基準 | 原水 | 処理水 | 原水 | 処理水 |
塩化物イオン | 200mg/L | 1,222 | 18 | 8,200 | 42 |
鉄 | 0.3mg/L | 4.2 | 0.03 | 0.31 | 0.01 |
マンガン | 0.05mg/L | 2.2 | 0.01 | 2.5 | 0.002 |
蒸発残留物 | 500mg/L | 3,660 | 60 | 11,700 | 55 |
硬度 | 300mg/L | 450 | 13 | 2,330 | 1.2 |
溶存シリカ | – | 61.5 | 3.2 | 22 | 1 |
電気伝導率 | – | 3,970 | 84 | 17,830 | 102 |